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名詩名文を声に出して読む部屋


by himemikos

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秋の色に更新

十月の各頁、更新しました。
秋色の言の葉を、どうぞお声に出してお楽しみください。

今月の名詩・名文は「平家物語」より「小督」。
物語屈指の美しい場面です。
名詩・名文を声に出して読む会の、尾崎易子さんに朗誦をお願いしました。
千年前の京都嵯峨野の月夜に想いを馳せて、お聴きください。

# by himemikos | 2018-10-03 18:59

名詩・名文の生まれた故郷を訪ねて

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あの金子みすゞがたくさんの童謡詩を生み出した町、下関唐戸地区を訪ねました。
「金子みすゞ詩の小径(うたのこみち)」を童謡詩碑をめぐって一時間ほどの散策です。

下関は大陸に向かって開かれた国際都市、東京駅に次ぐ日本で二番目に大きい下関駅を中心に、ホテルや映画館などが次々にたてられ、大通りには一晩中ガス灯がともり、夜店が並んで賑やかだったそうです。大正時代の旧秋田商会や旧下関英国領事館のビルなども残っていて、当時の繁栄をしのばせます。国内最古の郵便局の前には、赤くて丸い、可愛いポストも。「わぁ!なつかしい」と声があがりました。

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女学校を卒業したみすゞさんは故郷仙崎をはなれ、大都会下関に移ります。
おじが経営する書店、上山文英堂の商品館で店番として働き始めました。商品館とは今の名店街のようなものでしょうか。本店とは違い小さな本屋さん、本棚の間の座布団に座って本を読みながらの、たった一人の店番。大好きな本に囲まれた、自分だけの楽しいお城、みすゞさんにとっては王様のように幸せな時間だったのですね。
そんな楽しい詩が橋の欄干に絵本のように掲げられていました。

ときは大正時代半ば、北原白秋、野口雨情、西條八十たちが活躍し、日本の童謡は黄金期を迎えていました。
みすゞさんも、本屋の店先でまるで日記をかくように、心にうかんだ言葉の数々を小さな手帳に綴り、童謡雑誌に投稿したのです。
「みすゞ」というペンネームは、信濃の国にかかる枕詞、みすゞ刈る信濃~から自分でつけました。童謡詩人金子みすゞの誕生です。
見えないものを確かに見、小さなもの、弱いもの、目立たぬものの中にきらめく命を見つめたみすゞさんの詩は、日本中の少年少女たちの憬れの星になっていったのですね。

そんなみすゞさんを囲んで「名詩・名文を声に出して読む会」散策チームの記念撮影です。



# by himemikos | 2018-04-24 11:04

源氏物語朗読コンサート

切り懸だつ物に いと青やかなる葛の心地よげに這ひかかれるに
白き花ぞ おのれ独り笑みの眉開けたる
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日 時  4月29日 日曜日 14:30開演  14:15 受付
場 所  福岡市中央区警固神社 神徳殿 春庭の間
参加費  1000円  受付でチケットとお引き換えください。
語 り  古森 朋子
音 楽  佐藤真理子


黄昏にひっそりと咲き、あくる日の陽の光に、淡雪がとけるように儚くしぼんでしまう夕顔の花。その花のように儚く短い一生を、源氏の腕の中でひっそりと終えた女君のお話です。
そば近くに仕えた右近という女房の語りを、古典の原文と現代文を織り交ぜてお聞きいただきます。
某の院の闇夜の怪奇も、臨場感たっぷりですよ。女たちのおしゃべりや歌の遣り取りをお琴が奏で、月の美しい夜の夕顔と源氏の逢瀬に、フルートのしらべが響きます。
フルートと琴の演奏はすべて佐藤真理子のオリジナル創作曲です。

♪はなみずき ♪愛燦燦と ♪川の流れのように  など
フルートの独奏もたっぶりお楽しみください。
お誘い合わせてお越しくださいますよう、お待ち申し上げます。





# by himemikos | 2018-04-20 13:15

節分と源氏物語

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いつも季節の映像をお届けくださる稲山さまから、節分の「♪鬼は~外! 福は~内!」の写真をいただきました。
節分の起源は「追儺(ついな)」とか「鬼やらひ」といわれ、源氏物語にも、その様子が描かれているところがあります。

年暮れぬと思すも心細きに、若宮の「儺やらはむに、音高かるべきこと、
何わざをさせさむ」と走り歩きたまふも、をかしき御有様を見ざらむことと、
よろづに忍びがたし。


最愛の紫の上、亡き後、光源氏最晩年の場面です。
12月晦日、孫の若宮(後の匂宮)が
「追儺で鬼を追っ払うんだ。大きな音を立てるのに、どうしたらいいかなぁ」
と走り歩いているのです。
そのやんちゃな様子を見ながら
「この孫たちの行く末を見届けることもかなわない」
と、俗世間に別れを告げ、仏道に入る新たな年を迎えることを思いながら、光源氏の物語は終わります。
紫式部はその出家も、死も黙して語りません。
物語の主人公、光源氏の静かな退場と、次代の主人公、匂宮の春を思わせる元気で明るい登場。さりげないけれど、印象に残る、すてきな終わり方だなぁと思いませんか。

節分は、文字どおり「季節を分ける」、季節が移る節日、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指しているのです。
日本の国は農耕社会、命が芽吹く春の始まりが、最も大切にされ、節分といえば春の節分を指すようになりました。
旧暦では一年の始まりでもあります。大晦日に邪気(鬼)を祓って、気持ちも新たに新年を迎えたのでしょう。





# by himemikos | 2018-02-06 12:44

声に出して読む源氏物語

やっと、何とかテキストが出来ました。
今回読んでいただくヒロインは「かがやく日の宮ー藤壺宮」です。

現在は痕跡もない「かかやく日の宮」という帖を、紫式部は書いていたのか?
あったとしたら、誰にどうやって削除されたのか?

源氏の求愛を、当然ながらいつも拒む藤壺宮、心の奥では愛していたのか?

ミステリーがたくさんの今回の講座、ご一緒出来ますことを楽しみにしています。

日時  11月21日(火) 
       1回目/12:30より
       2回目/15:30より 人数に余裕があり、ゆっくりお座りいただけます。

会場  福岡市中央区 警固神社神徳殿 2階洋室椅子席






# by himemikos | 2017-11-14 21:34

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