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名詩名文を声に出して読む部屋


by himemikos

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友泉亭で声に出して読む源氏物語

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秋の気配入り立つままに 土御門殿のありさま いはむかたなくをかし

「紫式部日記」の美しい冒頭です。

土御門殿は、千年前、栄華を極めた藤原道長と倫子夫人の名高い邸宅。
一条天皇の中宮彰子が、宮中から下がって、里邸で皇子を出産します。
その様子を、女房として仕えていた紫式部が、美しい文章で書きとめたのです。

現代の福岡市友泉亭も、秋を迎えて、いいようもなく美しい風情……
やわらかい日ざしが池の面を照らし、秋風が頬を撫でていくなか、
源氏物語の原文を心ゆくまで声に出して楽しみました。

と云っても、私の不手際で時間が足りなくなり、後半は急いでしまいました。
花橘のように香り高く実もある、明石の君の生き様を、
じゅうぶんにお伝えできなくて、申し訳ありませんでした。

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和服でご参加の方もいて、「源氏の朗読」に風情を添えてくださいました。
平日の昼下がり、静かでゆったりとした時間が流れました。

ご参加の皆様、友泉亭のスタッフの皆様、ありがとうございました。
次回は、新年が明けてから…を予定しています。
# by himemikos | 2012-10-17 10:55

きゅうれき万葉朗読コンサートのご案内

海を渡った旅人たち
~早帰りませ~


大舟を荒海に出しいます君 つつむことなく早帰りませ   万葉集 巻十五より

今からおよそ1300年前
朝鮮半島新羅(しらぎ)の国を目指して 海を渡った人たちがいました
大海の荒波にもまれ 時代の波にも翻弄されながら 苦難の船旅をしたのです

かれらが「万葉集」に残したのは 妻や恋人への思慕と 望郷の歌ばかり……
そんな新羅使人たちの歌を シンセサイザーと笛の音にのせてお届けします
万葉の世界を心ゆくまでお楽しみください
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シンセサイザー/一ノ瀬利美 
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篠笛/末光 陽子
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語り/古森 朋子  仲 和子  森 和子
背景画  坂川 正之(きゅうれきボランティア)


日 時   11月4日(日)
場 所   小郡市 九州歴史資料館 2階研修室


九州歴史資料館 第11回企画展「発掘された筑紫万葉の世界」       
     (平成24年10月30日~平成25年1月14日)
                   に合わせて開催します

当日の「きゅうれき万葉イベント」では
九州歴史資料館 西谷 正 館長の講演「万葉集と考古学」や
学芸員によるギャラリートークと
万葉ファンにとっては 魅力いっぱいの充実した内容です

和同開珎の鋳造や古代の瓦の拓本とり ミニ瓦のマグネット作り 古代衣装の着付など
古代体験のプログラムは お子さんにも喜んでいただけます

三沢遺跡と続く資料館の周りは きっと秋も深まっていることでしょう
行楽日和 ご家族おそろいでお出かけになりませんか

「きゅうれき万葉イベント」の詳しいスケジュール
資料館へのアクセスなど 
お問合せは 九州歴史資料館 ホームページへどうぞ

  
      
# by himemikos | 2012-10-03 00:20

次回の警固神社での朗読コンサート

テレビや新聞のトピックスで、鮮やかな彼岸花の映像を目にします。
夏から秋へ…季節は移っているのですね。

お問合せをちらほら頂くようになりました。
「今年の警固神社の朗読コンサートはいつですか?」
ありがとうございます。嬉しいです。

次回の開催は2013年の6月2日を予定しています。
近づきましたら、あらためてご案内をさせていただきます。

現在「名詩・名文を声に出して読む会」の会員たちは、
各地域での文化祭の本番に向けて、練習を重ねています。
演目は「平家物語名場面集」です。
楽しんでいただけると良いのですが……
# by himemikos | 2012-09-20 22:32

「源氏物語」を声に出して読む会

黒田藩ゆかりの名勝庭園で、源氏物語をご一緒しませんか 

一見難しそうな古典の原文、あまり考えずに、素直に声に出してみましょう
響きの美しさにたゆたっているうちに、何となくわかってきます

でも なが~い長い 源氏物語、始めから順に読み進めても挫折するかも…
それなら、お気に入りのヒロインのところだけ読んでみませんか

あなたのお好きな女君はだれでしょう
毎回、ひとりの女君にスポットをあてた「源氏物語 連続朗読講座」を
年に3~4回の予定で開催します
ご都合に合せて、興味のありそうな回だけ、ご参加ください

第1回は明石の君です

♪年月をまつにひかれて経る人に 
     けふうぐひすの初音きかせよ  

♪ひきわかれ年は経れども鶯の   
     巣だちし松の根をわすれめや   「初音」巻より   

今は別れて住む、明石の君と幼い姫君の贈答歌です。
聡明で、誇り高く……でも決して高ぶらず、中宮の母の座を紫の上に譲り
どこまでも謙虚に生きた明石の君
その生き方を、作者は「花も実もある香り高い花橘」とたたえました
                   
源氏物語を声に出して読む会 
      第1回   明石の君


日 時  平成24年10月12日(金)午後2時―3時
会 場  福岡市城南区 友泉亭公園 大広間

参加費  テキスト代として300円 (別途 公園入園料200円)
     事前にお申し込みください 
     定員20名になりしだい締め切ります

お申し込み・お問合せ092-711-0415 友泉亭公園 
          090-9473-0426 古森朋子
ホームページ自己紹介の「お問合せ」からもメールで申し込めます
# by himemikos | 2012-09-09 10:03 | お知らせ

「はらっぱの会」 夏休み 子供朗読講座

♪~子いわく、学びて時にこれを習う、また、よろこばしからずや~

夏休みの子どもたちの元気な声が響きわたりました。
年中さんから4年生まで。

「あ、頭隠して…」から「わ、笑う門に…」までの諺は、みんな、瞬く間に覚えてしまいました。

生まれて初めて、見て聞いた論語も、みんなで一緒に唱えたら、楽しかったね。
一番人気はやっぱり、「巧言令色すくなし仁」。

たったの5回で、「平家物語」の冒頭の「祗園精舎」を暗誦してくれたのには、
感激でした。子どもってスゴイ!

時代の風雪を経て、多くの人に愛唱されてきた名文や名詩・名句には、それだけの力があるのですね。
優れた素材と、「楽しい!」があれば、初めての漢字も、難しい表現も、子どもたちは平気です。小さな身体にどんどん吸い込まれていくようでした。
今は、細かい意味は解らなくていい。大きくなって人生の折々に、誰から教わらなくても、自分で解ることが、きっとあるでしょう。

諺や俳句のかるたは、「もう一回!」のアンコールも… もちろん、札は漢字仮名混じり文です。
札が取れなくて泣いてしまう年中さんもいたけれど、これも体験。次の回も一番に元気にやって来てくれました。

みんな「金子みすヾ」さんの詩が大好き!最終回には、ひとりずつ、暗誦した好きな詩を発表して、今年の朗読の夏を修了しました。おかげで私自身も、楽しい夏でした。みんな、ありがとう!

「はらっぱの会」の皆様、お世話になりました。
こんなにすてきな講座を設定してくださって、感謝しています。


2012年8月  古森 朋子

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# by himemikos | 2012-09-08 10:28 | イベント報告

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